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【法廷ライブ SS元船長初公判】(4)

 《引き続き、環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体「シー・シェパード(SS)」元船長のピーター・ジェームス・ベスーン被告(45)が乗る抗議船「アディ・ギル号」が調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」に接近してくる様子を同船の男性乗組員が撮影した映像が法廷内の大型モニターに流れ、状況を説明する乗組員の声が響く》

 《乗組員「AG(アディ・ギル)号が左舷に近寄ってきます」》

 《白波をたてながら、急速に接近するアディ・ギル号。中央付近にベスーン被告の姿があった》

 《乗組員「AG号の船長を確認しました」

 「平行しています。近寄ってきています」》

 《ここでベスーン被告が動き出す。画面からは何をしているかは把握できないが、乗組員が緊迫した状況を伝える》

 《乗組員「ランチャーのようなものを準備しています。ランチャーのようなものを構えています」》

 《併走するアディ・ギル号がさらに近づく》

 《乗組員「ランチャー発射。AG号は離れていきます」》

 《落ち着いた声で状況を説明する乗組員。船内では「大丈夫?」「何か落ちてきた」という声が飛び交い始める》

 《乗組員「何か被弾しました」

 「酪酸を乗組員がかぶったようです。酪酸入りのものが投げ込まれました。乗組員に当たったようです。下に行って確認してきます。終了します」》

 《ここで映像は途切れ、検察官が説明に入る。ベスーン被告は映像が流れている間、しきりに通訳の女性の方を見つめていた》

 検察官「これは乗組員がマストから撮影したビデオです。被告はランチャーで酪酸入りの瓶を発射して、『ヒャッホー』と歓声を上げて立ち去っていきました。続いて、(撮影の)乗組員が(マストから)下りて船内の状況を撮影した映像を映写します」

 《洗面所が映し出される。男性乗組員3人が蛇口の前に立ち、顔や目を懸命に洗っている。先ほど撮影していた男性乗組員が説明を始める》

 《乗組員「顔が赤くなり、目にも入ったようです。清水で洗っています。とても危険です。危険です」

 「上着を脱いだほうがいい。上着にもついているから」》

 《3人は指示に従い、上着を脱ぎ始める》

 《乗組員「顔がだいぶ腫れ、赤くなっています。ヒリヒリ痛いようです」》

 《映像は5分ほどで終了し、検察官は顔を洗っていた3人のうち、真ん中に立っていたのが負傷したとされる乗組員(24)であることを説明した。ベスーン被告は疲れたのか、両目の内側付近をもみほぐした。検察官は続いて、乗組員たちの供述調書の要旨を読み上げていく》

 検察官「近くで破裂音がして、酪酸のにおいが立ちこめた」

 「(アディ・ギル号は)左舷から15メートルぐらいのところで平行していて、(ベスーン被告が)ランチャーを斜め上に構えているのが見えた。『バーン』という音がして、ランチャーから赤い煙があがった。(ベスーン被告は)『ヤッホー』とガッツボーズをしていた」

 「ランチャーを構えているのが見え、『来るぞ』と叫ぶ声が聞こえた」

 《検察官は引き続き、第2昭南丸の船長の供述調書を読み上げる》

 検察官「負傷者の救護のため船団から離脱しました。被告の自分勝手な危険な行為で許せません。厳しい処罰を望みます」

 《続いて検察官は負傷者の診察を行った母船「日新丸」の船医の供述調書の読み上げに移るが、はじめに前置きした》

 検察官「これは信用性が争われています」

 《この船医は昭和50年に医師免許を取得。平成14年から4年間、民間の客船で船医を勤めていたという。検察官は船医が豊富な経験、知識を持っていることを強調したいようだ》

 検察官「私は外科医で皮膚科医ではありませんが、やけどの診察や治療をしたことがあります。やけどは特殊な例でなければ診察可能です。船ではスチームやけどの診察をよくやりました」

 《船医は乗組員のやけどを全治1週間と診断した。その経緯を説明する。第2昭南丸の船長から無線で異変を知らされた船医はデジタルカメラで撮影した患部の写真をメールで受信し、無線で問診した》

 検察官「左ほほに水ぶくれがあり、ジュクジュクしているということでした。右目もゴロゴロしている状態だと説明していました。両目は赤く充血していました。水ぶくれなどから、全治1週間の熱傷と判断しました」

 《証拠調べは続いて、ベスーン被告が第2昭南丸に侵入した様子を船内で説明する写真に移る。大型モニターに映された写真の中で、ベスーン被告は自らが切り裂いたネットを指さしていた》

 検察官「ナイフで下から上に切り裂きました」

 《ネットを切り裂いたベスーン被告が手すりを乗り越えて船内に侵入する様子を説明する。そして、船内の見取り図が映され、ベスーン被告が侵入した場所や、乗組員に発見された場所などが図示された。続いて、ナイフを押収した状況の説明が行われた》

 検察官「被告は客室内で逮捕され、客室内の捜索が始まったとき、足首を指してナイフを隠し持っていることを告げました」

 《押収されたナイフの写真がモニターに映し出される。検察官はナイフの全長が33センチ、刃の長さが19センチだったことを説明した。証拠調べは続くが、午前11時55分、多和田隆史裁判長が口を開いた》

 裁判長「(午前中は)ここまででいいですね」

 《裁判長は午後1時15分からの再開を告げた。ベスーン被告は通訳の女性の顔を見ながら、静かにうなずいていた》

 =(5)に続く

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by kpyma0afyl | 2010-05-29 02:38
 昨年の衆院選をめぐり、民主党の小林千代美衆院議員(41)=北海道5区=陣営が、北海道教職員組合(北教組)から違法献金を受けたとされる事件で、政治資金規正法違反(企業・団体献金の禁止)罪に問われた、陣営の会計担当で自治労北海道財政局長木村美智留被告(46)の初公判が18日、札幌地裁(辻川靖夫裁判長)で開かれる。
 木村被告は捜査段階で黙秘を続けていたが、4月の公判前整理手続きでは、北教組から現金を受け取ったなどとする起訴内容を争わなかった。公判でも認めるとみられ、即日結審する見通し。
 起訴状によると、木村被告は2008年12月〜09年7月、北教組から選挙資金として計1600万円を受領したとされる。 

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by kpyma0afyl | 2010-05-20 17:41
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 一方、実際にポストの運営を担当する田尻由貴子看護部長は、望まない妊娠などで育児が困難ながら出産間近など、緊急の対応を要する相談もいまだに全国からあるとした上で、「公的な相談体制はまだ不十分。全国の相談を一民間病院が担っていいのか。それぞれの自治体に真剣に考えてほしい」と述べた。
 赤ちゃんポストには開設から昨年9月までに51人が預けられた。親からの連絡などで39人の身元が判明、うち7人が元の家庭に引き取られた。 

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